爆益期待！？有望株：花王は買い！おすすめ理由【個人投資家の戦略】

私もネットやSNSで株式投資の情報を良く仕入れますが、他の個人投資家が何を考え、どのような投資戦略を練っているか気になりますよね？

また様々な意見・アイディアを聞くことで、投資収益を高めるための新たな発見があったり、投資力アップにも繋がります！

今回のインタビューで、花王を有望期待株として紹介して下さる個人投資家のプロフィールをご紹介します

私は40代の男性会社員です。株式投資歴はすでに20年であり、投資スタイルは中長期保有を貫いてきました。その結果、現在の運用資産は1500万円となっています。

宜しくお願い致します。

早速ですが、花王に投資する又はおすすめできる根拠・理由・分析結果について、お考えを教えてください。

この銘柄に投資できると考える根拠としては、ひとつはファンダメンタルズ分析の視点が挙げられます。この銘柄は、世界中の多くの人々の日常生活を支える製品を製造販売しています。スキンケア商品や生理用品、化粧品、せっけんや洗剤などの日用品など多岐にわたります。世界的に顧客基盤が盤石であり、利益成長に対する強いこだわりを持つ企業であることから、今後も株価上昇を継続できる会社だと判断できます。なお、2018年12月期決算から2020年12月期決算に至る3年間は、毎年度、売上高は約1.4兆円から約1.5兆円で推移し、営業利益は1800億円から2000億円の間を推移しています。また、現在、世界的な優良企業という観点では株価がPER25倍と低水準に位置し、配当利回りは2％を超えています。一方、テクニカル分析の視点からも、この銘柄へは投資できると考えます。理由は、週足チャートでみると2020年6月以来、株価が下落トレンドを継続していたところ、2021年7月に入ってからテクニカル指標のMACDがゴールデンクロスを示したことが挙げられます。世界的な優良企業の株価が、テクニカル指標の面で買いシグナルを点灯したということは、高い確率で株価が反転上昇することを意味しています。

投資スタンスとしては、保有想定期間を3年間と考えます。理由は、新型コロナウイルス感染拡大が沈静化したあと、この銘柄のスタッフが世界中に出張し、新たに拠点を設置し、売上拡大をはかり、それを実現化するには最低3年必要と判断できるためです。そして、想定利益率は50％から100％と考えます。過去の月足チャートをみると、3年単位の上昇トレンドにおける利益率が50％から100％となっています。なお、この銘柄を購入すべきタイミングは、現在だと考えます。理由は、週足チャートでMACDがゴールデンクロスした直後だからです。絶好の買いタイミングです。そして利益確定すべきタイミングは、株価の高値圏でローソク足が長い上髭をつけた時期です。長い上髭は、天井圏のサインです。逆に損切りすべきタイミングは、週足チャートでMACDが再びデッドクロスした時期です。これは株価が暴落するサインの可能性すらありますので、損切りすべきです。

考慮すべきリスクは、原材料価格に含まれる原油価格の上昇と、為替レートの大幅変動です。原油価格が上昇すれば、この銘柄の利益は減少します。また、為替レートが円高となれば輸出による利益が減少してしまいます。なおモニタリング項目も同様に、原油価格と為替レートが挙げられます。この銘柄が決算発表するときに、翌期の業績見通しを公表しますが、そのとき予想為替レートも公表しています。この2つの価格とレート水準が大幅に変動するようであれば、業績への大きな影響は避けられません。

花王の投資判断についてもですが、自分以外の個人投資家の方の投資スタイルや考え方は、新しい投資アイディアのきっかけになるかも知れません。

本記事がみなさまが投資判断されるにあたってのご参考になれば幸甚です！