爆益期待！？有望株：鹿島建設は買い！おすすめ理由【個人投資家の戦略】

私もネットやSNSで株式投資の情報を良く仕入れますが、他の個人投資家が何を考え、どのような投資戦略を練っているか気になりますよね？

また様々な意見・アイディアを聞くことで、投資収益を高めるための新たな発見があったり、投資力アップにも繋がります！

今回のインタビューで、鹿島建設を有望期待株として紹介して下さる個人投資家のプロフィールをご紹介します

私は40代の男性会社員です。株式投資歴はすでに20年であり、投資スタイルは中長期保有を貫いてきました。その結果、現在の運用資産は1500万円となっています。

宜しくお願い致します。

早速ですが、鹿島建設に投資する又はおすすめできる根拠・理由・分析結果について、お考えを教えてください。

この銘柄に投資できると考える根拠としては、ひとつはファンダメンタルズ分析の視点が挙げられます。この銘柄は日本を代表する大手ゼネコンであり、日本の政財界と強い人脈を構築しています。このため新型コロナウイルスの感染流行の影響を、ほぼ受けることなく、毎年平均して売上高を約2兆円、経常利益を約1400億円計上し続けています。ちなみに会社側が公表した2022年3月期決算の予想1株あたり当期純利益は、約160円となっています。そして、2021年3月末日時点での1株あたり純資産は約1700円です。現在の株価は1400円台ですから、割安に放置されていると判断できます。また、予想配当利回りは約3.6％です。一方、テクニカル分析の視点でも投資可能と判断できます。週足チャートでみると、2018年6月に移動平均線がデッドクロスして以来、株価は下落トレンドが続いてきました。しかし、ついに2021年1月に中期移動平均線が長期移動平均線をゴールデンクロスし、ローソク足は移動平均線の上に位置しています。さらに、長期移動平均線の形状が右肩下がりから右肩上がりへ転換しました。今後、株価が割安な位置に放置された状態を訂正する動きを見せると判断できます。

投資スタンスとしては、保有想定期間を2年から3年と考えます。理由は、大手ゼネコン株は、いったん上昇トレンドが始まると数年間トレンドが変わりません。このため、今回も上昇トレンド回帰が本格化すれば、2年から3年は株価上昇が継続すると考えます。そして想定利益率は100％と考えます。現在のこの銘柄の受注残高は、例年の売上高と同水準となっています。しかし、今年は衆議院選挙が秋に実施される可能性が濃厚であることから、オリンピック終了後の景気浮揚策として公共事業の積み増しが実施される公算が大きいです。そのため株価は現在の1400円台から倍増すると予想できます。この銘柄を購入すべきタイミングは、ローソク足が長期移動平均線にタッチする時期だと考えます。現在は株価は緩やかな下落トレンドに入っていますが、長期移動平均線の形状が右肩上がりに転換したばかりであるため、まもなく株価は再び上昇トレンドに戻ると考えます。そして利益確定すべきタイミングは、週足チャートで株価の上昇トレンドが続いたあと、長い上髭をつけた陰線が出現する時期です。このような形状のローソク足があらわれるということは、買う側よりも売る側の勢力が圧倒的に強いことを意味しています。逆に損切りすべきタイミングは、週足チャートでローソク足が移動平均線の下側に位置してしまい、長期移動平均線の形状も右肩下がりに変化してしまった時期です。このような形になると株価は上がりません。

考慮すべきリスクは、今年実施される衆議院選挙で自民党が敗北し、野党が政権を奪取することです。とくに野党第一党は公共事業に批判的であるため、国家予算から公共事業費を大幅削減する可能性が濃厚です。また、モニタリング項目としては、この会社が四半期決算ごとに公表している工事の受注残高を挙げることができます。受注残高をチェックすることで、売上高としていくら計上されるのかを予想することが可能です。また、受注残高が減少傾向にあれば、この銘柄の株価は上がらないことを意味します。

鹿島建設の投資判断についてもですが、自分以外の個人投資家の方の投資スタイルや考え方は、新しい投資アイディアのきっかけになるかも知れません。

本記事がみなさまが投資判断されるにあたってのご参考になれば幸甚です！