爆益期待！？有望株：キューソー流通システムは買い！おすすめ理由【個人投資家の戦略】

私もネットやSNSで株式投資の情報を良く仕入れますが、他の個人投資家が何を考え、どのような投資戦略を練っているか気になりますよね？

また様々な意見・アイディアを聞くことで、投資収益を高めるための新たな発見があったり、投資力アップにも繋がります！

今回のインタビューで、キューソー流通システムを有望期待株として紹介して下さる個人投資家のプロフィールをご紹介します

私は40代の男性会社員です。株式投資歴はすでに20年であり、投資スタイルは中長期保有を貫いてきました。その結果、現在の運用資産は1500万円となっています。

宜しくお願い致します。

早速ですが、キューソー流通システムに投資する又はおすすめできる根拠・理由・分析結果について、お考えを教えてください。

この銘柄に投資できると考える根拠としては、ひとつはファンダメンタルズ分析の視点が挙げられます。この銘柄は、食品流通の最大手企業です。スーパーやコンビニ、外食チェーンなどへの食材配送を担っています。このため2020年以降は、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、業績が悪化しました。具体的には、2019年11月期決算では売上高が1720億円で、経常利益が43億円でしたが、2020年11月期決算では売上高は1710億円と横ばいでしたが、経常利益は26億円と40％程度減少しました。しかし、新型コロナウイルス感染が沈静化し、外食産業への来店客数が復活すれば、この銘柄の業績も回復していくと考えられます。一方、テクニカル分析の視点でも、この銘柄へ投資できると判断できます。理由は、週足チャートでみると、2018年初頭以来ずっと株価が下落トレンドであったところ、ついに2021年6月になってから中期移動平均線が長期移動平均線をゴールデンクロスし、ローソク足が移動平均線の上に位置したのです。さらに、MACDもゴールデンクロスした形状となっています。このチャート形状は、これから株価が業績回復を織り込みに動くことを示唆しています。

投資スタンスとしては、保有想定期間を1年間と考えます。新型コロナウイルス感染が沈静化し、外食産業に客足が戻っていくのが今後1年間と考えられるためです。そして想定できる投資の利益率は、約50％から70％と考えます。理由は、現在の株価が約1700円であり、コロナ前の株価の高値が約2800円だったためです。この銘柄を購入すべきタイミングは、現在だと考えます。週足チャートでみると、いまは移動平均線がゴールデンクロスした直後であり、なおかつ短期移動平均線、中期移動平均線、長期移動平均線の順番にきれいに並んでいる形状となっています。まさに、これから株価が業績回復を織り込み、大きく株価が上放れする前兆を示しています。そして利益確定すべきタイミングは、ローソク足と長期移動平均線の乖離率が10％を超えた時点と考えます。この状態は株価が過熱している証拠です。逆に損切りすべきタイミングは、週足チャートで移動平均線がデッドクロスしてしまうことです。これは株価は当面上昇しません。損切りすべきです。

「※5」考慮すべきリスクは、新型コロナウイルス感染拡大が沈静化しないことです。この銘柄の業績が低迷した要因は、外食産業への食材配送量が減少したことです。そのためコロナ感染が沈静化しないことが、最大のリスクです。そしてモニタリング項目としては、日本フードサービス協会が毎月公表している外食産業市場動向調査の結果報告が挙げられます。ファミリーレストランや居酒屋など業態ごとに経営状態の推移が公表されているため、この銘柄の業績を推測するために役立つ資料といえます。

キューソー流通システムの投資判断についてもですが、自分以外の個人投資家の方の投資スタイルや考え方は、新しい投資アイディアのきっかけになるかも知れません。

本記事がみなさまが投資判断されるにあたってのご参考になれば幸甚です！