爆益期待！？有望株：大庄は買い！おすすめ理由【個人投資家の戦略】

私もネットやSNSで株式投資の情報を良く仕入れますが、他の個人投資家が何を考え、どのような投資戦略を練っているか気になりますよね？

また様々な意見・アイディアを聞くことで、投資収益を高めるための新たな発見があったり、投資力アップにも繋がります！

今回のインタビューで、大庄を有望期待株として紹介して下さる個人投資家のプロフィールをご紹介します

私は40代の男性会社員です。株式投資歴はすでに20年であり、投資スタイルは中長期保有を貫いてきました。その結果、現在の運用資産は1500万円となっています。

宜しくお願い致します。

早速ですが、大庄に投資する又はおすすめできる根拠・理由・分析結果について、お考えを教えてください。

この銘柄に投資できると考える根拠としては、ひとつはファンダメンタルズ分析の視点が挙げられます。この銘柄は、首都圏を中心に居酒屋を展開していますが、2020年以降は新型コロナウイルスの感染流行によって業績が大打撃を被りました。具体的には、2019年8月期決算では売上高が約610億円で、経常利益が8億円でした。しかし会社側が公表した2021年8月期決算の予想は売上高が約400億円で、約57億円の経常損失となっています。まさに企業存続の危機といえる業績です。ただし、業績好転の兆しがみえています。2021年から新型コロナウイルス対策のワクチン接種が進んでいるため、2023年8月期決算では業績の回復を達成できる可能性があります。一方、テクニカル分析の視点でも投資可能と判断できます。月足チャートでみると2018年に高値をつけて以来、株価は下落トレンドを続けてきました。しかし、2020年3月にRSIが20ポイントをつけ、底値サインが点灯しています。また、週足チャートでみても2021年6月に入ってから短期移動平均線が中期移動平均線をゴールデンクロスしており、株価の底入れを示しています。すでにローソク足は長期移動平均線の上を目指す動きを示していることから、株価の上昇トレンド入りが近づいていると判断できます。

投資スタンスとしては、保有想定期間を2年と考えます。理由は、居酒屋がコロナ前の状態で営業可能となる時期が2022年に入ってからとなると想定できることと、コロナ前の業績に回復する時期が2年後だと考えられるためです。そして想定利益率は50％と考えます。理由は、コロナ前の2020年1月時点の株価が約1700円であり、現在の株価が約1050円であるためです。この銘柄を購入すべきタイミングは、週足チャートで中期移動平均線が長期移動平均線をゴールデンクロスした時期だと考えます。このチャート形状になれば、株価は上がっていきます。そして利益確定すべきタイミングは、業績がコロナ前の時期に戻ることがほぼ確実視できた時点です。居酒屋ビジネスは高成長ビジネスではないため、業績が回復する見通しがつけば売るべきです。逆に損切りすべきタイミングは、新型コロナウイルスの感染流行が長期化する見通しだと政府が公表することです。この状況になれば、この銘柄の株価は暴落します。

考慮すべきリスクは、新型コロナウイルスの感染流行が長期化することです。長期化することで、自治体や政府から居酒屋に対して、客への酒の提供自粛を要請されたり、時短営業を要請されると業績面で大打撃を被ります。また、モニタリング項目としては、この銘柄が公表している月次売上情報です。新型コロナウイルスの感染流行が始まってから、一時期公表を停止していましたが、2021年6月から公表を再開しています。売上高や客数について、前年同期比の数値を公表しているため本決算の数値を予想しやすいです。

大庄の投資判断についてもですが、自分以外の個人投資家の方の投資スタイルや考え方は、新しい投資アイディアのきっかけになるかも知れません。

本記事がみなさまが投資判断されるにあたってのご参考になれば幸甚です！