爆益期待！？有望株：東北特殊鋼は買い！おすすめ理由【個人投資家の戦略】

私もネットやSNSで株式投資の情報を良く仕入れますが、他の個人投資家が何を考え、どのような投資戦略を練っているか気になりますよね？

また様々な意見・アイディアを聞くことで、投資収益を高めるための新たな発見があったり、投資力アップにも繋がります！

今回のインタビューで、東北特殊鋼を有望期待株として紹介して下さる個人投資家のプロフィールをご紹介します

私はインターネット喫茶のチェーン店で店長をしている30代女性であり、株式投資の経験は10年近くになっています。早期リタイアを夢見て節約に励んでおり、浮いたお金の大半を株式購入に充てているので資産総額は2000万円を超えています。値上がりが期待できる銘柄を5つ程度購入して、その後は株価が5割以上高くなるまで放置しています。

宜しくお願い致します。

早速ですが、東北特殊鋼に投資する又はおすすめできる根拠・理由・分析結果について、お考えを教えてください。

この会社は金属学の権威の本多光太郎の提言で設立されたという経緯があり、歴史の長さと持っている技術力の高さに特徴があります。また東北大学との産学連携にも意欲的であり、今後も更なる技術力のアップが期待できます。耐熱鋼や電磁ステンレス鋼のシェアがトップであり、他社の追随を許さない競争力の高さも魅力的です。東北に拠点があって年間の売り上げも200億円弱程度なので、投資家の間で知名度もなくて非常に地味な存在です。逆に知名度がないためにあまり買われていないのが、この銘柄に積極的に投資をするメリットだと言えます。また負債が少なく自己資本比率も8割を超えており、財務内容も良好で景気変動にも強いという特徴があります。現在はコロナの影響で金属関連の本業の売り上げと利益が大幅に低下していますが、一方で不動産経営で比較的安定した収益を確保しています。またPBRが0.8倍台でPERも8倍程度なので、指標面でもまだ十分に買える水準にあります。来期の予想される配当性向は13パーセント台であり、数値面でも増配の余地が大きいです。そのためにたとえ現在の配当利回りが1.5パーセント程度でも、長期間じっくりと保有すると更に投資の魅力が高まります。

配当の増額に注目する場合には長期保有も可能ですが、値動きの軽さに注目してスイングトレードをする方法もあります。しかし1日当たりの出来高が極端に少ない銘柄なので、この銘柄への投資金額は最小限に抑えるのが理想的です。また企業経営上のリスクは大きくないですが、流動性が小さくて売りたいときに売れない可能性があるのが大きなリスク要因です。したがって日々の出来高を見て極端に薄商いになっている場合には、見切りをつけてほかの銘柄に乗り換える選択肢も考えるべきです。この1年程度は緩やかな上昇トレンドが続いており、株価は1700円を超えることが多くなっています。そのために短期売買では取り組みにくい株価水準ですが、過去には2500円以上の株価をつけていた時もあるので値上がりの可能性は大きいです。技術開発関連のニュースが出ると株価が急上昇する一方で、決算内容が悪いと失望売りで株価は急激に下がります。悪材料と考えられる情報が出たときが、損切をする最も良いタイミングです。

小ロット注文にも強いのがこの会社の特徴ですが、一方で取引先へのきめ細かい対応がコストアップ要因になることも考えられます。そのために投資をする上では、単に技術力だけではなくて効率性のアップによるコストダウンにも注目する必要があります。また特殊鋼を発注する企業の業績が悪化すると、受注金額の減少という形ですぐに打撃を受けます。そのために投資をするときには、製品の流れを全体的に注意深く観察する必要があります。

東北特殊鋼の投資判断についてもですが、自分以外の個人投資家の方の投資スタイルや考え方は、新しい投資アイディアのきっかけになるかも知れません。

本記事がみなさまが投資判断されるにあたってのご参考になれば幸甚です！