爆益期待！？有望株：札幌臨床検査センターは買い！おすすめ理由【個人投資家の戦略】

私もネットやSNSで株式投資の情報を良く仕入れますが、他の個人投資家が何を考え、どのような投資戦略を練っているか気になりますよね？

また様々な意見・アイディアを聞くことで、投資収益を高めるための新たな発見があったり、投資力アップにも繋がります！

今回のインタビューで、札幌臨床検査センターを有望期待株として紹介して下さる個人投資家のプロフィールをご紹介します

私は40代の男性会社員です。株式投資歴はすでに20年であり、投資スタイルは中長期保有を貫いてきました。その結果、現在の運用資産は1500万円となっています。

宜しくお願い致します。

早速ですが、札幌臨床検査センターに投資する又はおすすめできる根拠・理由・分析結果について、お考えを教えてください。

この銘柄に投資できると考える根拠としては、ひとつはファンダメンタルズ分析の視点が挙げられます。この銘柄の主力事業は、調剤薬局の運営と、臨床検査の受託です。この銘柄は、2020年に入ってから新型コロナウイルスの感染流行が拡大した結果、好影響を被りました。PCR検査の受託件数が急増したのです。しかし2021年に入ってワクチン接種が進んでいるため、PCR検査の受託件数は減少する見込みです。そのため、会社側が公表した2022年3月期決算見通しは、2021年3月期決算と比べて売上高は横ばいですが、経常利益が約27％減益となっています。しかし、現在の株価は予想1株当期純利益に対して10倍を下回っており、1株あたり純資産の0.7倍の水準となっています。毎年黒字決算を続けてきた銘柄への評価としては、現在の株価は割安な水準に放置されていると判断できます。一方、テクニカル分析の視点でも投資可能と判断できます。週足チャートでみると、2018年8月から株価の下落トレンドが続いてきましたが、2021年1月に底値をつけたあと、6月に入ってついに中期移動平均線が長期移動平均線をゴールデンクロスしています。現在はローソク足が移動平均線の上に位置しており、長期移動平均線の形状が右肩下がりから横ばいに変化しつつあります。株価の反転上昇は目前に迫っていると判断できます。

投資スタンスとしては、保有想定期間を1年と考えます。理由は、事業基盤は盤石であるため、今後1年程度で投資家からの見直し買いが入り、株価は1株あたり純資産の水準まで回復すると予想できるためです。そして想定利益率は約50％と考えます。理由は、現在の株価が約1600円であり、1株あたり純資産が約2700円であるためです。この銘柄を購入するタイミングは、現在だと考えます。週足チャートでは、すでに中期移動平均線が長期移動平均線をゴールデンクロスしており、ローソク足は移動平均線の上に位置しています。これから株価は反転上昇すると考えます。利益確定すべきタイミングは、週足チャートで上昇トレンドが続いたあと、MACDがデッドクロスした時点だと考えます。これは利益確定のサインです。逆に損切りすべきタイミングは、ローソク足が移動平均線の下側まで下落してしまったときです。このようなチャート形状となると、上昇トレンドに回復するまで数ヶ月時間を要するため、いったん損切りすべきです。

考慮すべきリスクは、新型コロナウイルス対策のワクチン接種が進んでからも、従来の臨床検査件数や調剤薬局への患者さんの来店客数が戻らないことです。新型コロナウイルスの感染流行が拡大したあと、従来の臨床検査数と調剤薬局での処方薬の件数は減少しました。コロナが収束したあとも、病院やクリニックへの患者数が回復しない場合は経営基盤への打撃となります。モニタリング項目としては、厚生労働省が決定する薬価が挙げられます。薬価改定状況によって、この銘柄の調剤薬局事業の業績が左右されるため重要なポイントです。

札幌臨床検査センターの投資判断についてもですが、自分以外の個人投資家の方の投資スタイルや考え方は、新しい投資アイディアのきっかけになるかも知れません。

本記事がみなさまが投資判断されるにあたってのご参考になれば幸甚です！