爆益期待！？有望株：曙ブレーキ工業は買い！おすすめ理由【個人投資家の戦略】

私もネットやSNSで株式投資の情報を良く仕入れますが、他の個人投資家が何を考え、どのような投資戦略を練っているか気になりますよね？

また様々な意見・アイディアを聞くことで、投資収益を高めるための新たな発見があったり、投資力アップにも繋がります！

今回のインタビューで、曙ブレーキ工業を有望期待株として紹介して下さる個人投資家のプロフィールをご紹介します

40代男性、会社員、株式投資歴20年、運用資産1500万円、投資スタイルは中長期保有です。　　　　

宜しくお願い致します。

早速ですが、曙ブレーキ工業に投資する又はおすすめできる根拠・理由・分析結果について、お考えを教えてください。

曙ブレーキ工業株式会社に投資できると考える根拠は、ひとつはファンダメンタルズ分析の視点が挙げられます。具体的には、経営再建が成功しつつあることです。曙ブレーキ工業は、ブレーキ検査のデータ不正などが発覚したことで業績を大幅に減らして経営危機に陥っていました。2018年3月期の売上高が約2600億円であったのに対して、2021年3月期の売上高は半分の約1300億円でした。

当然、大規模な赤字決算に転落しました。しかし顧客企業でもあり、筆頭株主でもあるトヨタ自動車が曙ブレーキ工業を見捨てることはしなかったため、曙ブレーキ工業はブレーキ検査体制を強化し、長年の顧客企業であるアメリカのGMやトヨタ自動車などからの信用を取り戻しつつあります。ビジネス基盤の喪失を避けることに成功したのです。

また、テクニカル分析の視点からも投資可能と判断できる理由があります。月足チャートでみると、2014年から一貫して株価は下落し続け、2019年5月に株価は100円台をつけました。いったん反発しましたが再び株価は下落し、2020年12月に株価は120円台をつけています。いわゆる2番底です。そして、現在の株価は約180円です。月足チャートのMACDはすでにゴールデンクロスをしており、株価が反転上昇局面にあることは一目瞭然です。

投資スタンスとしては、3年から5年の保有期間を想定すべきです。そして、想定利益率は200％と考えるべきです。これらの考え方の理由としては、曙ブレーキ工業がついに2022年3月期の業績見通しを黒字決算となると公表したことが挙げられます。

ついに黒字転換です。ブレーキの品質に問題がなければ、再び売上高は2000億円を超えると想定できます。そのため3年から5年、株式を保有すべきなのです。なお、株式を購入するタイミングは、月足チャートで短期移動平均線が中期移動平均線をゴールデンクロスしてからでも遅くはないと考えます。

そしてローソク足が移動平均線の上に位置するようになってから購入すべきと考えます。また、利益確定すべきタイミングは、売上高を倍増させる見通しがついた時期だと考えます。その頃には株価は600円を超えていると考えます。一方、損切りすべきタイミングは、再びブレーキ検査などで不正が発覚し、トヨタ自動車がブレーキ購入をしないと公表した時期です。トヨタから見捨てられたら曙ブレーキ工業はお終いだからです。

考慮すべきリスクは、ブレーキ検査の不正を再びおこなうことです。このため毎日ニュースリリースをチェックする必要があります。何度も同じことを繰り返すようでは、自動車メーカーからの信用を完全に失ってしまいます。

また、モニタリング項目としては、自動車メーカーや自動車工業会が公表している月次の自動車生産台数や販売台数が挙げられます。ブレーキは必ず自動車に搭載されていますから、曙ブレーキ工業の業績は、自動車の生産台数や販売台数に比例します。

曙ブレーキ工業の投資判断についてもですが、自分以外の個人投資家の方の投資スタイルや考え方は、新しい投資アイディアのきっかけになるかも知れません。

本記事がみなさまが投資判断されるにあたってのご参考になれば幸甚です！