本記事では当サイト管理人のべらぼうが、とある個人投資家が考える有望期待株:伊藤忠商事について、投資の根拠や投資戦略をインタビューしています。
この記事を読むと、有望期待株:伊藤忠商事について以下が分かります。
本記事で分かること
インタビューした投資家の投資歴・運用概況
有望期待株:伊藤忠商事に投資する/おすすめできる根拠
有望期待株:伊藤忠商事に対する投資戦略/売買タイミング
伊藤忠商事が抱える投資上のリスクや留意点

私もネットやSNSで株式投資の情報を良く仕入れますが、他の個人投資家が何を考え、どのような投資戦略を練っているか気になりますよね?
また様々な意見・アイディアを聞くことで、投資収益を高めるための新たな発見があったり、投資力アップにも繋がります!
株式投資経験を有する個人投資家に具体的かつ詳細に話を聞いており、必ずやあなたの投資判断の参考になりますので、ぜひご一読ください!
※投資は自己責任でお願いします
個人投資家(インタビュイー)ご紹介

今回のインタビューで、伊藤忠商事を有望期待株として紹介して下さる個人投資家のプロフィールをご紹介します

40代男性、投資歴約20年で運用資産は約3500万円です。投資スタイルは優良企業、中長期保有、配当重視、グロース・バリューまで見るバランス型です。
宜しくお願い致します。
伊藤忠商事に投資する/おすすめする根拠・理由・分析結果


早速ですが、伊藤忠商事に投資する又はおすすめできる根拠・理由・分析結果について、お考えを教えてください。

1949年設立の総合商社で、繊維や食料、機械、金属、エネルギー、情報、金融など幅広い事業を手掛けています。 傘下には、伊藤忠食品やファミリーマートの他、プリマハム、デサント、ヤナセなど数多くの有名会社を中心に多くの事業に投資をしており、会社自体が巨大なコングロマリットで、その性質上事業の様々なリスクを低減、分散しています。 足元のファンダメンタルズでは、前期はコロナもありますが減収増益、今期は過去最高の連結純利益5500億円を目指し、3か年計画中では6000億円を目指しています。
配当は、今期予想は94円(前期は88円)から中期で100円まで伸ばす予定となっています。 EV電池や再生エネルギー関連、DX関連なども幅広く積極的に投資を行っており、社長からは商社でナンバーワンになると意気込みも感じられます。PBRは約1.5倍と商社の中では若干高めですが、一株当たり株主(BPS)は2012年の1087円から、前期の2232円9年で倍以上になっており、今期の予想ROEは約16.5%、株式益回り(EPR)も11%で、今後の伸びも十分期待できます。 テクニカル的には、直近の2021/4/1高値3656円から3212円程度まで約12%の調整があり、これからも安値を更新する可能性は否定できませんが、夏から秋冬にかけては将来性と期待から高値に戻すのではと考えます。
伊藤忠商事に対する売買戦略・売買タイミングの考え方


売買戦略は長期ホールドで、可能であれば積み立てがベストです。過去9年間のROEは10%~17%で資金を効率的に増やすことに長けている企業ですので長期の資産形成には大変おすすめです。 信用取引などレバレッジは掛けずに、長期で自己資金の3~10%を積み立てるのが良いでしょう。
企業に何かしらのリスク(戦争、企業買収、産業の斜陽化)などが生じた場合には撤退はあり得ますが、その可能性は非常に低いと思われます。 利益確定については、基本的には配当は自由に使い(再投資含め)、それ以外は永遠に持つことが最善ですが、PBRが3倍を超えるような場面があれば一度利益確定も有りかと思います。
伊藤忠商事に投資する際のリスクや留意事項


新型コロナウイルスの流行により世界経済はまだまだ不安定な状態で、企業倒産も増えている中、世界的な信用不安が起きる可能性には注視しておく必要があります。
ビジネスモデルとしてはコロナで影響を受けている繊維や食品、また金属エネルギーなど価格のボラティリティがタイトな物もあり、事業収益に影響が出る場合があります。 又、昨今SDGSなど環境への関心の高まりでエネルギーなどは大きな変革期の為、投資額の増大や既存エネルギーの衰退などにも一定の配慮が必要かと思われます。
まとめ

個人投資家による有望期待株:伊藤忠商事について、インタビューで伺った投資戦略・売買タイミング・リスクをご紹介しました。

伊藤忠商事の投資判断についてもですが、自分以外の個人投資家の方の投資スタイルや考え方は、新しい投資アイディアのきっかけになるかも知れません。
本記事がみなさまが投資判断されるにあたってのご参考になれば幸甚です!
※投資は自己責任でお願い致します