本記事では当サイト管理人のべらぼうが、とある個人投資家が考える有望期待株:アニコムホールディングスについて、投資の根拠や投資戦略をインタビューしています。
この記事を読むと、有望期待株:アニコムホールディングスについて以下が分かります。
本記事で分かること
インタビューした投資家の投資歴・運用概況
有望期待株:アニコムホールディングスに投資する/おすすめできる根拠
有望期待株:アニコムホールディングスに対する投資戦略/売買タイミング
アニコムホールディングスが抱える投資上のリスクや留意点
私もネットやSNSで株式投資の情報を良く仕入れますが、他の個人投資家が何を考え、どのような投資戦略を練っているか気になりますよね?
また様々な意見・アイディアを聞くことで、投資収益を高めるための新たな発見があったり、投資力アップにも繋がります!
株式投資経験を有する個人投資家に具体的かつ詳細に話を聞いており、必ずやあなたの投資判断の参考になりますので、ぜひご一読ください!
※投資は自己責任でお願いします
個人投資家(インタビュイー)ご紹介
今回のインタビューで、アニコムホールディングスを有望期待株として紹介して下さる個人投資家のプロフィールをご紹介します
私は40代の男性会社員です。株式投資歴はすでに20年であり、投資スタイルは中長期保有を貫いてきました。その結果、現在の運用資産は1500万円となっています。
宜しくお願い致します。
アニコムホールディングスに投資する/おすすめする根拠・理由・分析結果
早速ですが、アニコムホールディングスに投資する又はおすすめできる根拠・理由・分析結果について、お考えを教えてください。
この銘柄に投資できると考える根拠としては、ひとつはファンダメンタルズ分析の視点が挙げられます。この銘柄の主力ビジネスは、ペット保険の販売です。ペット保険というビジネスは、動物の種別や性別、個体の大きさなどによって、具体的に細かく死亡率を算定する能力がなければ利益を出すことができません。このため参入障壁がきわめて高い業界であり、なおかつペットブームという長年の追い風にも乗り、増収増益を継続しているのがこの銘柄です。具体的には、2018年3月期決算では経常収益(売上高)が約320億円で、経常利益が18億円でしたが、2021年3月期決算では経常利益(売上高)が480億円となり、経常利益は約27億円となっています。今後もペットブームは継続し、ペット保険は拡大し続けていくと予想できるため、この銘柄は「買い」といえます。一方、テクニカル分析の視点でも、この銘柄へは投資可能と判断できます。週足チャートでみると、株価は2020年5月にいったん高値をつけたあと1年以上下落トレンドを続けてきました。しかし、2021年5月以降はRSIが30ポイント近辺をずっと推移し、2021年8月に入ってMACDがゴールデンクロス寸前の形状を示しています。株価が反転上昇を示す兆しを見せているため、投資可能と判断できます。
アニコムホールディングスに対する売買戦略・売買タイミングの考え方
投資スタンスとしては、保有想定期間を1年間と考えます。理由は、この銘柄は1年周期で、高値をつけたあと下落トレンドに入ることを繰り返しているためです。そして、想定利益率は50%から70%と考えます。理由は、現在の株価が予想PER30倍の水準となっていますが、増収増益を続けている銘柄のPERは50倍から70倍前後の水準をつけることが一般的であるためです。この銘柄を購入すべきタイミングは、週足チャートでMACDがゴールデンクロスを示した時期です。そして利益確定すべきタイミングは、週足チャートでRSIが80ポイント近辺まで上昇した時期です。株価が過熱している証拠ですので売るべきです。逆に損切りすべきタイミングは、ペットブームが終了することを示すニュース報道が流れたときです。ペット保険の需要がなくなれば株価は暴落します。
アニコムホールディングスに投資する際のリスクや留意事項
考慮すべきリスクは、株式市場で急変が発生し、この銘柄が保有している投資信託や不動産REITの価値が半減してしまうことです。現在、この銘柄は総資産の約20%を投資信託や不動産REITで運用しているため、株式市場で大暴落が発生すれば、この銘柄の財務は大打撃を被ります。モニタリング項目としては、この銘柄が毎月公表している月次経営パラメータが挙げられます。毎月の保険料収入などが掲載されているため、この銘柄の本決算の数値を予想しやすいです。
まとめ
個人投資家による有望期待株:アニコムホールディングスについて、インタビューで伺った投資戦略・売買タイミング・リスクをご紹介しました。
アニコムホールディングスの投資判断についてもですが、自分以外の個人投資家の方の投資スタイルや考え方は、新しい投資アイディアのきっかけになるかも知れません。
本記事がみなさまが投資判断されるにあたってのご参考になれば幸甚です!
※投資は自己責任でお願い致します